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大会情報

新島杯とは

 

 新島杯とは、同志社大学E.S.S.が主催し、今年で46回目を迎える歴史ある英語弁論大会です。同志社大学E.S.S.では、1966年より全国の学生有志が集まり英語弁論において競い合う「新島杯争奪全日本学生英語弁論大会」を開催してまいりました。以来30年にわたり全国屈指の大会として存在しその規模と伝統は五本の指に入るとさえ言われたほどです。しかし、1996年の第30回大会を最後に大会の統括を行っていたスピーチセクション部員の減少を受け2003年までの間やむを得ず休止させていただきましたが、多くの方のご尽力のもと2004年に無事新島杯を復活させることができました。今年で復活から15年目を迎えますが、大会規模も年々大きくなっております。新島襄の名を冠した「新島杯」という名に恥じないように数多くのスピーカーに自分の思いを伝える場を与えていきたいと考えております。

 

 

新島襄とスピーチの関係性について

 

 新島襄は、NHK大河ドラマで話題となった新島八重の夫として広く知られるようになりました。その新島襄の経歴になぞらえた大会が新島杯です。今から130年以上前、新島襄はまだ自由に学ぶことができない日本にキリスト教主義学校を設立したいという大きな夢を持っていました。新島は当時の日本の社会に嘆き、学生が自由に学べる場を作り、今後の日本を背負い、社会を変えていくことができる人材を育成したいと考えていたのです。

 

 彼はそのような熱い思いをアメリカのヴァーモント州ラットランドという地で多くの聴衆にスピーチという形で伝えました。彼のスピーチは、感動的で、力強く、それ故その場にいた多くの聴衆が彼のスピーチに心を動かされ、貧しい農夫までもが手持ちのお金を彼に託しました。そのお金が今、私たちが通っている同志社大学を設立する費用となり、多くの学生が自由に学ぶ場を作りたいという新島の夢がスピーチによって結実したのです

 

 

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